畑ハジメマシテ。

いつもは「ロハス」を主張している彼女が
とってもクリスマスイルミネーターだったり、
ご丁寧に、ビニールでパッケージされて売られているエコバックだったり
ウォームビズにホットヨガだったり。
「男目当てじゃないのよっ！
サッカーが！バレーが！バスケが好きだからっ！」と言って、
たとえ女子部があっても、男子部マネージャーをやっていたり、
ストップ・ザ・少子化！とかぶっこきながら、
保育園すら足りないとかいって入れてもらえなかったり、
そのわりに小学校の教室やら市役所の会議室やら
使ってない公共建物があったり、、
働きたいのに、仕事がないおじーさんやおばーさんもいたり、
だからって、イルミネーションもやっぱきれいだし、
かっこいい彼氏も、ちょいとはうらやましいし、
ホットヨガだって一度くらいやってみたいとも思うし、
やっぱりかわいい旧車にも乗りたいし、
世の中にはツッコミどころがたっぷりあり、
だからこそ？オモロイ（と思っといたら楽しめる）のですが、
そんな私は、
虫が苦手なのに、無農薬の畑をハジメマス。
なーんか、うすっぺら～い感じでしょ？
えぇ。覚悟の上ですわよ。
戦いますわよ。
そうさ。オムツ替えだって、最初はいやだったじゃないか。
今では、
「あらぁ～～いっぱいでたねぇ～～、でかしたっ！
　あ！ちょっと手についちゃったわ。ま、いっか」
ってなオチャノコサイサイっぷりではないか。
虫なんて平気さ！といえるような、
ステキな？オンナになってみせますわよ。
えぇ、平気で指でつまんでポイってしてやっからなぁ～～
今にみてらっしゃい。
そんなこんなで、
畑ハジメマシタ。畑ハジメマシテ。
なんか最近、農業が一番クリエイティブなんじゃないか？
とか思っちまってね。
とても興味が湧いていたのですよ。
そう、引越して、ガーデニングも始めて、調子に乗って、
畑もやりたくなってしまった。
気軽にやってみたいなんて、失礼なお話かしら。
でも結局、
勢いで借りてしまった。
とはいいつつも、何も知らない。耕し方からわからない。
最初だけ教えて！と、
貸してくれた農家のおじちゃんにレクチャーを頼んでみた。
今の時期、植えられるものが少ないので、
手始めに小松菜からはじめてみやす。

まずは、石灰を軽くまぶす
多すぎてもいけないらしい。

トンボみたいな農具でざっと間隔の目安をつける。

耕す。この時に、牛糞とか鶏糞とかの堆肥を混ぜると
いいみたい。

こんな感じ。

肥料を撒く。

ならす。

いよいよ種まき。
指で種をまとめてつまんで、指をすべらせながら、
パラパラと撒く。

種の大きさの1.5～2倍くらいの土を軽く土をのせて、軽くおさえる。
この、「種の大きさの1.5～2倍くらいの土」が基本らしい。
深く植えても浅すぎてもだめらしい。
小松菜の種は小さいので、ホントかるく土をのせる程度。
じゃがいもとかだと、もちっと深くなるのだ。

３列まいた。

霜除けの為？ネットを被せる。
丈夫なストローみたいなのを、差し込んでいきやす。

んで、ネット（おじちゃんがくれた）を被せて、

端っこは土で押さえて。とりあえず、終了。
あとは芽が出て、育つのを見守るだけ。
なんと、水をやらないでいいらしい。
むしろやってはいけないって。
土の中の水分で十分らしい。
だから、あまり浅くまきすぎると、乾いちゃうんだって。
夏の乾いた土の時は、水をたっぷりまいてから、
耕して、種をまく。
もっと砂地だと水をあげなくちゃ育たないが、
この辺の畑は水はあげないでいいのだそう。
うーむ、自然ってすごい。
植物ってたくましい。
さぁ、無事に小松菜が芽を出し、食べられる日がくるのか！
ワクワク。
 

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